占術 義人伝

ねむりながら成功する マーフィー教授と易の世界

眠りながら成功する。マーフィー教授の求めたもの

八卦の表す世界は、六四卦に影響を与え、読み解くことで起こりうることを表現します。メッセージとしてあらわれるものは、抽象的で象徴的なこともありうさん臭くもあります。しかし、陰陽が四象を表し八卦 六四卦と変化し細分化 結合するのは人間の細胞そのものの動きとよく似ていて、難解のヒトゲノムを解明しているように八卦、六四卦もまた、人にかかわる現象を解明したものとみることができ、見える物質世界を解明する科学と見えない天の動向世界を解明した八卦とみることができるのではないでしょうか

ですから、眠りながら成功するを著したマーフィー教授も、この易は、人の深層心理の増幅器とみていました。



八卦の結果は公平です。天帝とも神様ともいわれた宇宙の創造主には明らかに目指す方向性があり、法則性、規律性 順応性 変化を盛り込み、二気、四象、と分裂しながら結合し、あたらしく八卦、六四卦と変化発展させてきたので、作られたすべてのものに陰陽二気 四象 八卦が含まれるので見える現象世界を見れば見えない精神や心の世界が見えることを見つけてきた易なので、マーフィー教授もこの易を使って深層心理を探求しました。

宇宙の創造主の目指すものが善であるので、私たちの思いも正しくあれば、私の深層心理は、私の目指す方向を教えてくれます。また天帝は、公平であるがゆえに、人が滅亡したり、不幸になることを嫌がれますが、人が善ではないことを行えばその自ら犯した事柄に対して責任が生じるので、自ら滅亡したり、不幸になります。ここで考え違えを起こすのが、陰陽と善悪の混同です。陰陽は天地の理ですが、善悪は人が侵してはいけないものがあふれ、天帝、神様、宇宙の創造主に反発して発生したものであるので、八卦の状態と別物と考えなければいけません。

ただ、私たちは精神や、心に影響を受けて物事に対して行動するので、分離して思うことは確かにあります。

ジョセフマーフィー教授 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

マーフィー教授。この易経は、人の深層心理の増幅器。
易経は、数千年も人類の知恵として残り、我々は未来を変えることができる。幸福と健康、平和と豊かさに生きる人生を選択できる。

運を偶然の産物だという人は、その背後に潜んでいる法則とが原理をわかっていない。
顕現意識とは、意識できる意識であり、潜在意識は意識もできない意識として、私という個体を突き動かしている。

潜在意識は、氷山で表される。

潜在意識を説明する時、よく使われるのが、氷山です。目の前に見える意識 つまりは顕在意識は海の上に見えるものですが、潜在意識は3倍以上、おおきなものが海の下に沈んでいることを想像してみてください。とよく言われます。

どこに行っても、精神世界を表現するのに、海面より上の氷山が顕在意識、海面より下に潜っている氷山が潜在意識だと言うのです。潜在意識を刺激すれば、おのずと顕在意識に影響を与えます。

それは目に見えない心に感動を受けたら。体が震えたり、瞳から大粒の涙が流れるということを誰しもが経験します。そのように見えない心の作用は 目に見える体に影響をあたえます。催眠術でも、割り箸を腕に当てて これは火鉢ですと言うと、やけどをしたとか、ブドウ糖を効果のあるものだと行って飲ませたら何%かの人は、それだけで健康に改善がみられたとかありますが、私達の心の中はまだよくわからないことも多いのです。それでも、潜在意識、顕在意識が存在することは、わかっています。

占術を行う時、全く無意識で行うということはありません。必ず目的があります。何を占ってほしいかということを心に訴えかけます。それは祈りともにています。切実なときもありますが、軽くみてほしいというときも心のなかに刺さるものは、おおいに違います。しかし占うという行動には必ず、目的があるわけです。
目に見えないものに対して、深く考えて占うという行動をします。でも、その目的の中には、こうなってほしい、こうしてほしいという考えもあって、無心になって占うということもないので、こういった思いが深ければ深いほどに、心の奥底へと、その思いは、刻まれてゆきます。

あの人、私のことどう思っているかしら、 いい出会いをしたい、 愛する関係になりたいと 思いが募った分。占って出てきた言葉が自分の思いと違うと、この占いは違う といって別の人に占ってもらおうといいながら占い師をはしごするのもザラです。

目的を強く持って占うと潜在意識は答えてくれる。
何度も占うのは、こうでありたいという答えが本人のなかにあるからだ。

禍福はあざなえる縄のごとし

占いは、自分にとっていいことが出ると 嬉しく、自分の願っていないことが出ると、へこみます。
”人生万事塞翁が馬”という言葉があるように 人生の幸、不幸は予想し難く、いつ何時、幸福が訪れるか、不幸が訪れるかわからないと思うのが一般的ではないでしょうか。

マーフィー教授の眠りながら成功する。とか最高の自分を引き出す方法 と言われる内容のほとんどが、潜在意識に呼びかける内容です。 世の中に多く”成功体験を得ましょう”といいますが、マーフィー教授の積極思考 ポジティブシンキングなど動機づけの心理学が多くの人の心に影響をあたえています。
そんなマーフィー教授も一目おいていたのが易経でした。



マーフィー教授はキリスト教の牧師を28年努めた聖職者でした。読書を良くしていた読書家でもありました。そのような生活の中の一つとして易経も勉強され、相談事をされる時 易もしました。
易をしてもその言葉や行動を、感動して受ける人もいれば、何だその内容はと受け入れられない人もいますが、その行動自体に強い印象を受けます。強い印象を受けるということは心に何かしらの結果をあたえています。
何かしらの結果をあたえられた人は、無意識の中で、強く感じ取ったものを行動に移すので、結果として易で占った内容を行動に移してしまいます。


自分の思ったことと違うからもう一度、もう一度と何度も繰り返すのは、自分の中にすでに答えがあるので、自分の願った占いと違うと もう一度と占います。私の生きているこの時代。幸 不幸 禍(わざわい)福は、自分が招いていることが多くあります。

まず、マーフィー教授の噂を聞いて訪ね、易を占うという行動自体、その人にとっては強い経験となります。私達が自分で、かんたんに占う内容であっても、私の潜在意識答えてくれます。それは、思いが深ければ深いほど祈りにも似ているので私の中の潜在意識は答えてくれるのです。

「悪を遏(とど)めて善を揚(あ)げ、天の休(おおい)なる命に順う」
「吉凶成敗は天に在っても、それを招くゆえんは人間にあるのだ」

易経の文面に悪を遏(とど)めて善を揚(あ)げ、天の休(おおい)なる命に順うとあります。人の中にある悪を抑え善なることをしなさい あとは命を天に任せなさいということです。その中で吉相 凶相はたしかに出てくるが、それを招いているのは私ですよというわけです。

マーフィー教授が多くの人の悩みにを解決した背後には 易経も少なからず、マーフィー教授の潜在意識に働きかけていたのでしょう

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