風水

【風水】陽宅風水。運のいい家に住む方法。

陽宅の六事、陽宅の三要により吉凶を観る方法

古代中華の書物に(神捜経)があります。
その書物の中に、(家に入る前、門の前にあって、まず、形を見なければならない、その門の形がどのようなものか見極めなければならない、それは、吉凶禍福を明らかにするからであるとあり、陽宅の三要 を見よとあります。それは住む家と主人の卦が合えば吉を呼び込みますが、相性が合わなければ、凶禍を呼び寄せるからです。
これは、自分の住処を観察しなさいと言っていて、闇雲に住むものではないことを表しています。
お金がないから、予算にあった家と言うのは経済的視点から見れば当たり前なのですが、自分の住む場所は、その大地から力を与えてくれるかもしれませんし、また、反対に気力を奪ってしまう場所かもしれないのです。

それは、どのように判断していくのでしょうか、それは五行の相生、相克、比和により判断していくのですが、まず、家の形、門構え、等見る箇所があります。それが、陽宅の三要となります。

陽宅の六事とは
門、竈(かまど) 井 道 厠(かわや)確磨(そうじ)

陽宅の三要とは
主人、門 竈(かまど)

五星断訣にみる家の形

五星断訣には、高くそびえる建物は木形であり、低く平らであれば、土形、中央がとがり、ろうそくの形であれば火形となり、丸く品の形を持つものは金形、垣根や屋根が波打っている。連なる建物であれば水形とみなすとあります。また、家の離れや、倉庫のような人の住まない建物もまた、水形とみます。

このように家を見る時、五行図に合わせてみます。五行図が表すものは、この世界に流れるエネルギーの方向を表しています。例えば、火形は昇るエネルギー、木形は広がるエネルギーというように、地中からながれるエネルギーが形としてあらわれているとみます。

人の骨相を見るのも、その人の内面が、外形に現れたとみるのと同じ法則性を持っています。地球の内面にたまるエネルギーが外に出てきたとき、それが形に現れるのと、人の持つ、エネルギーが骨相としてあらわれるのと同じであるというのです。

方位と建物の形

私たちの住む場所から見て方位は定まっています。地球のどこにいても北極星のある方位は北です。北があるから南があり、 北南が決まるので、西東方位も決まります。 当たり前のようですが、北を認識しているので 南がわかりますし、 北南を認識しているので 西東がわかります。 こういった認識の積み重ねの中で、方位に対しても気の質を認識する中で、北は冬に属し、水気が強いと認識しました、

また、その反対方位(南)は水気の反対、南は、火気が強いと認識しました。
そして、東から季節が変わるので、木気が強く、西は日が沈む方位であり季節でいえば秋に属し、実りが多いため、金気に属し、東西南北の境目が土気とさだめるように認識してゆくことですべての方位に対しての五行を決めました。

それでは、家の形を見てみましょう。マンションに住んでいるのなら、家の形は木気に属しているとみます。木気と相性がいいのは何でしょう、木気の親は、木気の前の水気ですので水気から良い影響を受けます。水気は、北に属していますので、木気のマンションに住んでいるひとは北方位にいることは相性がいいとなります。

一軒家は通常 平屋の土気 もしくは、連なる長屋であれば。水気となります。土気の親は、火気ですので、南向きが相性が良いと言えます。 波とたんや、波型の屋根、長屋の場合は、水気となります。水気の親は、金気ですので、西向きが相性が良いと言えます。

相生効果

木生火(もくしょうか)  火は木に生かされる
火生土(かしょうど)   土は火に生かされる
土生金(どしょうきん)  金は土に生かされる。
金生水(きんしょうすい) 水は金に生かされる。
水生木(すいしょうもく) 木は水に生かされる。

五行説 相生 相克 比和、干渉しあい、生存、繁栄、成長をする。万象の変化の法則 五行説、相生、相克、比和 占術は、理論上にある技術 古代の中国では「陰陽」とともに「木(もく)・火(か)・土(ど)・金(き...

五星断訣と宅卦

こうしてみると、波とたんの家や、長屋風に連なる家は水形と言えます水形は水気です、水気の家で 宅向きが西であれば、金気方位よりおおいにエネルギーを得ると言えます。それは、五星断訣に「金水聡明にて家は富貴」とあるので、こういった家に住むのが良いと言われています。

ただ、そこに住むひとの 卦が家と方位に合っていればの話となります。

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そのためには自分の持つ本命卦を知る必要があります。その辺は、家相を見る。本命卦と宅卦に詳しく書いていますので、こちらを見てください。

もっといい家

私たちが住むのによく、運が良いといえる家は、金気を受けることのできる家が良いとされています。何気に闇雲に家をきめるのではなく 運がよくなる家選びの中で 金気はその字のごとく財運に関係してきます。西方位(金気方位)は、秋の実りと関係していますので、住むことで実りが得られると言えます。陽宅の三要に、主人、門 竈(かまど)とあるように、門が西向き、そこに住む主人の本命卦が西四命であればもっと良く。 ガス台のノブが西向きであればもっと良いと言えます。

また、家の形が丸く金形であればそのまま金気をうけていますし、、宅卦が、兌宅、乾宅の場合も金気の家となるため、家は富貴がさかえるとなります。こういった財運のつよい家は三方が重なるので、富の上に富が重なります。詳しくは、三合会局、三方位からのエネルギーを参照してください。

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水形、金形の家に住む。

水形の家とは、

垣根や屋根が波のようになっている。連なる家

倉庫のような人の住まない建物

金生水(きんしょうすい)は水は金に生かされる。とあるように 波打つ形の家や、長屋のようにつながる家 で、兌宅(門が西)乾宅(門が西北)でえあるなら家としては良しと言えます。

金形の家とは、

屋根が丸い。 ドーム型

金形の建物で、門が西向きである場合、金が重なる比和の状態は、財を呼び寄せます。この関係は金と金が強め合うので非常によく。金は磨けば光るとあるように掃除好きの奥さんであったり、主人がきれい好きであればより一層の繁栄が見込まれます。
それは、陽宅の六事にある門、竈(かまど) 井 道 厠(かわや)確磨(そうじ)といっ箇所が特に磨かれていればよく反映します。古代中華のことわざに 玉磨かざれば光なしとあります。ただ良い家を探すだけでなく 家を愛し愛でる それは大切に扱うことであり、よく磨いてあげることで良い気がより一層集まります。良い家を見つけ 住むための知恵は必要であると思います。

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