口の徳
口の役割は何でしょう。 物を食べるのも一つの役割です。息を吸うと言うというのも大切な役割です。それと、人に情報を与えるというのも口の持っている大切な役割です。
特に、人に伝える、伝達するという点では、口の役割はとても重要であると思います。
言葉遣いが、端正(たんせい)で重厚、正直に人に話す人のことを【口の徳】(くちのとく)といいます。その反面、口が悪く 言葉も重みを持たず 嘘を平気でつく人のことを【口の賊】(くちのぞく)といいます。
口の特徴においても、尖って、かっぱ口なっている場合、
陰陽五行で言えば、火の形となり、火は、その気が上昇する気質を持っているため、上る(のぼる)ゆえに人を下にみることが多く、孤立しやすいと見るように、口の形、色によって、その人の心の特徴が現れるのが、口といえます。
また、二人が唇重ねることで、愛が現れます。男性と女性が出会って、新しい生命が現れます。口は愛の入り口となることを見ても、生命が現れる重要な器官ともいえます。そのため、唇は、愛の表現、情の表現、生命の表現が現れる場所ともいえます。
また、顔を天地人の三才観で分けるとば、口は地の気を表し、被造万物といわれるこの世界のあらゆる被造物を表しているため、口は、今後、その人が、豊かになるのか貧困であるのかも表しています。
不満は口に現れる
私達の心は、目には見えず、この人がいったいなにをかんがえているのか わからないということは、生活する中で多々あることです。
しかし、心は、表にでてきます。風水においても、地中の強い気が現れて、山になり、龍渓(りゅうけい)としてあらわれると見ます。人は、じっとしていきているわけではありません。たとえ無口で表現ができなくても、心は、顔に自分の心の形はこんな形であると教えてくれます。
人は、なにか心に不満を持っていたり、嫌なことがあったりすると、口の形が、(への字)になります。心が表に出てきます。 それが毎日続くと さすがに口の形は、(への字)を記憶します。したがって、(への字)の口の持ち主は、自ずと、心の中に不満を抱えているといえます。
口元を変えると 心も変わる。
さて、心は目に見えませんが、必ず自分の心の形を表に出そうとシグナルを出してきます。逆に、口元を変えることができれば、心に強い影響を与えて、心は、少しずつ変化します。自分の口元が、「への字)であるなら、毎日、鏡の中に語りかけて、広角を上げてみましょう。
私達の体は正直です。ボディービルダーたちは、体を見ながら、ここに筋肉をつけたいと思えば、自分の体の筋肉をつけたい場所に負荷をかけながら、自分の理想とする体へと近づけるための訓練をします。
心も、自分の願う心に近づくための訓練をします。心の訓練は、直接働きかけれないので、表面にでてきた症状を見て、逆にアプローチして見てはどうだろうか。
口の形が」(への字)にならないように、毎日鏡を見て、努力することも、開運方法です。
笑顔が呼び込む強運。
口から出た言葉は、人を喜ばせるために使われれば、感動や感謝を生みますが、人をけなす言葉に使われれな、恨みや妬み、嫉妬という化け物を生みます。その口から出た言葉は、人を上げたりおろしたり、忙しいエレベータになります。口から出た言葉は、帰る場所がなく、出たら出っぱなしです。
その言葉は、幸せのことばになるか不幸の言葉になるのかは、私自身にかかっています。
広角が上がっている人の印象と、広角が下がっている人の印象を見比べた場合。皆さんは、どちらにが良いと思われますか。8割がた、広角が上がっている方が良いと思われるでしょう。
相手に対して、微笑んだり、笑ったり、笑顔でいられるのは、人間だけです。
動物が笑うということはありません。「ハッハッハッハッ」と大声でわらうこともないし、互いに冗談を言って、ツッコミを入れたり、逆ツッコミをすることもありません。そういった点で、広角を上げて、楽しく笑うのは人間だけです。広角が上がるのは特に笑ったりするシチュエーションが多いほど上がります。
笑顔は、人間だけが会得した最高最上の武器でもあります。
四字口(しじこう)
好印象をうける口元で四角い口元の形になる四字口という口元があります。コメディアンの渡辺直美さんの口の形や、一世風靡した韓流スターペヨンジュンさんの口の形が 四字口となります。
この四字口は、上唇、下唇ともに安定した愛情の表れといえます。目上の人にも愛され、目下にも慕われ、自らも他人を思いやる愛情に富、故に、周りが華やかな人であると見ます。愛情は表現しないと伝わらないこともあり、愛情表現の良い唇ともいえます
四字口(しじこう)とい口元を持つ方の特徴。
口元がはっきりしていて、上唇と下唇のバランスが良い唇の形をしています。また広角が少し上がっていて、普通にしていても笑顔の印象を与える。好感度の良い口元をしています。
頭の回転がよく、機転が利き非凡な才能に周りは驚かされます。
財運に恵まれる富貴(ふうき)の相といえます。
陰陽五行において四字口(しじこう)は、土気に属します。
土気は、循環するエネルギーで、形としては、四角い形から発生する力です。この千奏は、安定した力で、循環は回転運動から球形を生み出すため、内在する力を増幅します。それはそのまま、四字口(しじこう)の唇から発する力が、相手に多くの元気エネルギーを与える力となります。
方口(ほうこう)
方口の特徴。
方口(ほうこう)はくちびるのかたちが良く。少し潤んだ唇で、赤みがあり、つやつやとしています。
歯並びがよく、八重歯のように尖った歯がありません。笑った口元の開きは、大きすぎず、小さすぎず、バランスの取れた口元です。色合いが良いので、吸い込まれるような唇です。
まさに吸い付きの良い唇であるため、異性を引き寄せる唇ともいえます。
口紅で形を整えて、方口(ほうこう)にすることでも財運を呼ぶことのできる口の形といえます。
沖縄出身のスーパーアイドル 安室さんの唇が方口(ほうこう)です。
方口は。富士口にも似ていますが、その形はひし形です、ひし形は、そのまま水気の運気を引き継ぎます。
水気は、下降する力です。その力は、波打ち周囲を清め、自らが汚れても周りを清める力となるため、良い言葉であれば、良い心を生み、悪い言葉であれば濁流を生むため、この唇から出る言葉により、人々は、喜び・歓喜、感動を受ける反面、間違った言葉に置いては、詐欺、猜疑心(さいぎしん)不安、恐怖を受けます。故に、方口(ほうこう)の唇を持つ人は、絶えず、内面を見つめる努力ガイルでしょう。
厚唇口
唇は情報伝達の全ても持っています。情報を伝えることは、自分より相手に伝えることがとても大切です。相手に伝えるためには、情の伝達が必要です。上唇は愛情を与える度合いを表し、下唇は愛情を受ける度合いを表しています。
唇が厚いと言うのは、与えることも、受けることも等しくバランスがいいと見ます。
厚唇の方は、バランスが良く、積極性があり、情に厚いといえます。より相手のためになにかしてあげたいという感情が多く動く人です。頼み事に対して、嫌とはなかなか言えません。ついつい人のために動くので、自分のことをできなくて、困っても、誰かに頼ることを嫌がります 奢ることはできても、奢られることになれていません。石原さとみさんは、唇の厚い厚唇口に入ります。
たまごや丸みを帯びた厚唇口はその印象から木気の影響を受けます。木気は大きな話をすれば、大木の下に人が集うような木陰を作り出し、小さくひっそりと話せば、耳障りの良い言葉を伝えます。
木気自体広がる力を持ち、伝播するちからを持ち合わせているため、唇は情報伝達の全ても持っています。
富士口
おでこの生え際が富士山のような形であれば富士額(ふじびたい)というように、きれいな唇を富士口(ふじこう)といいます。
すそ野が広がる綺麗な富士さんの様な上唇が、湖に映る様に下唇も綺麗な逆さ富士山の様になっています
芸能人に置いては、小池栄子さんや有村架純さん、羽生結弦さんが富士口といえます。
裾野に広がる広大さを感じるその唇は、何でも受け入れる心の有り様を示しています。
この富士口は、その雄大な雰囲気で、人々を魅了するがゆえに、一人でとどまらず、ついつい吸い付きたくなるので、自覚と貞操感がないと、結婚が遅れたり、また、結婚しないで、終わることもあります。経済的に困らないため、一人でいても生きていけますが、受ける愛より与えて喜ぶ唇ともいえます
この富士口は、金気寄りの水気を含む混合型で、湖畔にたたえた水の上に広がる紅富士のように、人々を魅了する魅力をたたえます。
金気は財運を水気は潤いを称えるため循環がバッチリはまると、多くの名声を得ますし、その唇からでる言葉は、多くの人に感動を与えます。
広角が下がっている
不安は、広角に出ます。不安が蓄積し広角を下げます。いつもニコニコしているとほほの表情筋が上がりますが、笑わない癖がある人は、表情筋が動かないので重力は筋肉を下に押し下げます。
不安や恐怖は広角を下げてしまいます。絶えず満足がなく、貪欲であることが当たり前になっています。
故に、現実逃避したり、気分にムラ気があり、不平不満が多いはずです。
ムスッとしていては、運気が逃げます。あなたを見て、なんか不安そう とかとっきにくいとか思われていると人もよって来ません。笑顔を作って。運気を迎えましょう。
上唇厚口
上唇が暑いことは、与えることを惜しまない人です。肉体的つながり以上に、精神的繋がりを求めます。
富山出身の柴田理恵さんは、上唇の厚い口といえます。芸に対しての探究心も非常に強くこだわるところは、周りが、もういいだろうと思っていても、もっと探究したい、もっといいものを作りたいといった精神力を持っています。
ただ、与(あた)えても返てくる見返りは少なく、それでもいいという精神力がないと、不満が爆発しますので、ある面割り切ることも必要です。
下厚唇口
芸能界に多くいるのが、下厚唇口。
与えるより受けることが多く、人から愛情や好感度を受けやすい職につく人に多く、愛情を受けているので、周りには、太陽のような人で、その場にいるだけで和む、と言った印象を与えます。
上唇がうすすぎると、タンパクな態度をとりやすいのですが、本人にはそういった自覚もなく、いつものように接していると思っていても、周りからは、あの子 ツンデレ とかお高く 止まってというように見られやすいので、意識して、人に接する努力がいります。
夢芝居を歌う梅沢富美男さんの唇の形を見ると下唇が厚くなっています。
小口
口が小さい人は、ものをいれるすぺーすが小さいといえます。三才観で言えば、口は地気を受ける場所です。この世にあるものを受ける場所でもあります。口が小さいと言うのは、そんなに多くのものを受けないといえますので、欲が少ないといえます。遠慮したり、小声で話す場合、必要なものもよってこなくなるので、必要なこと大切なことに関しては、はっきり主張しましょう。
欲は必要です。欲がなければ、生きることに対しても欲がない楽しくないとなります。
口が小さくても、はっきりと意見を言うためには、大きな声で話す訓練をしましょう。運気を呼び寄せるには、細く小さい方が強く吸い寄せることができることを知っています。
大口
大口はそのまま、愛情の深さを示しています。それゆえに、人々が周囲に集まりやすいので、事業を起こせば、その人望の故に、多くの財運が巡ってきます。政治に関心を持てば、その弁舌に長けた言葉遣いに人々は魅了され、感動さえ覚えるでしょう。
芸能人で言えばモデルのアンミカさん 元宝塚トップスターの天海祐希さんが、大口の部類に入ります
ただ、口に締まりがなく、話している内に広角に泡が立つようであれば、性欲、食欲、睡眠欲と言った欲に対して自生(じせい)を管理できないため、事件事故を起こしやすいといえます。
大口は、金気に属(ぞく)し。、丸みを帯びていればより一層財運に恵まれます。
金気は、集約、集めると言った気の質をもっているため、この唇の持ち主は、良きにつけ悪しきにつけ、人々を集めることに対して長けています。その言葉は巧みで、人々を陶酔させ、ファンが付きます。また、思いが強すぎてストーカー似つかれたり、または自らストーカになります。心には絶えず正しい方向に行くよう心がけましょう。
アヒル口
アヒル口は 広角が上がる、良い運気も持ち合わせていますが、唇が前に出るかっぱ口に属します。
見た目可愛く、メロメロになりますが騙されてはいけません。アヒル口は、火気に属し、その突き上げる気は上昇する気です。
燃え盛る炎のごとく燃え上がる恋愛に身を焦がす覚悟があれば、その唇を奪っても構いません。
火気はその如く燃え上がるときは、天に向かい燃えるため、周りが見えません。
アヒル口は、自分を表に出すため、唇が前に出ます。上唇がまえにでていれば尽くすことに全身全霊捧げます。故に、裏切り騙されたときは、その炎は、骨まで焼きます。焼かれないように、程々に。
薄唇口
薄唇口の方は、物事に対して、関心事が薄く、自分の仕事に没頭し、あまり自分のことを他人に話しません。それ故、とっきにくい印象を与えやすく 他人に関心がないように見えます。
自尊心が強く、自分で何事に置いても解決しようとする癖があります。
ぜひとも、リップブローや口紅で、ふっくらの下唇を描いたり、自分が思うよりワントーン明るいリップステックをもとめるのが良いでしょう。
薄唇口は、火気寄りの土気に属しているので、火を土で消す作業をしがちです。それはついつい、自分を否定し、自分の存在を消したいと思う気持ちが強く出ます。燃えるものを消さず目的目標を忘れない生活をしましょう。