中華五術

【人相学】目を観る。人相の見分け方。人相の良い顔 。19選

人相の見分け方

人相を見ることを観相学の一部として、その人と形(なり)を、顔を見ることで、鑑定してきた学問であり、古来より、何千、何万の人の顔を見ることで編み出された統計学ともいえます。この観相学は、その人の気風、習癖(くせ)または、過去の歩んできたものが年輪として顔に刻まれたものから、判断する学問と言えるので、その、気風、習癖、過去性において、骨相学、手相学のように、表面に現れる状態、現在の顔の相で、見ていきます。

この人を見る、人相を観るといったことは、非常に古くからある学問と言えます。
それは、人の相貌(そうぼう)と性質、気風、習癖を観ることは、文字のない時代から、人が持っていた本能により分類することをしてきました。

人の顔を見ることで、この人間は、自分の味方か、敵かといった判断から始まり、自分を育ててくれる人か、自分を利用しようとするのかといった判断を繰り返してきたのが、人類歴史と言えます。

それが、だんだんと進み、人の相貌(そうぼう)と性質、気風、習癖を観ることは、国の戦略にもかかわるほどに重要となり、観相学は一種の学問として、5000年以上の歴史の中で検証と対策がされてきました。

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現代科学と観相学。

しかしながら、現代人は、科学的でないものは信じない、科学こそ人類の叡知であるかのように言います。しかし、ここで考察していきたいのですが、科学とはどういったことでしょうか、考古学は、過去の産物を掘り出し研究し、現代科学と言われるものは、今現在、存在するものを繰り返し検証、実験をして、自然界から見つけ出すことがほとんどです。

新たに新しい生物を生み出したりすることさえ、まだ、今の科学技術では、難しいことが多いのです。と言っても、人の探求心は、非常にすばらしく、賞賛すべきものです。

科学的とは、どういったことでしょう。人は、霊長類と言われるように、霊肉両面を持ち合わせています。霊的探求は、心理学や哲学といった内面の探求で考察してきました。その反面、科学は、物質の探究であり、存在している目に見える者の研究から始まり、ミクロの世界、マクロの世界といった、人が認識できるであろうことから、研究し、今では、見えないものの研究もしてきています。

結局、人が生きていくのに必要で、豊かになり誰しもが幸せになることを願って、それぞれ、霊肉の探求がされてきました。

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5000年の考察

そのような時代の中、人は、科学的なものは、具体的に目に見えて、人の生活に直結して、具体的に生活を豊かにしているため、科学=幸福の方程式のゆえに、多くの人は科学は私の生活を豊かにしてくれる道具として、必要不可欠となっていますが、こういった、ものごとへの探求は、人の持つ欲望が、根底にあることは誰もが知っていることです。

歴史の中で、人は、物事を考察すること、分類していくことを、自然にしています。人を観る、観相学も、人を観る考察として、分類してきました。こうした観相学を知ったうえで、人の行動、性格を観ていくことで、人の持つ内面をみつめていくことで、幸せに近ずくこともできます。
科学的でないということは、検証も研究も考察もされてこなかったことに対していえることです。観相学は、長い年月、5000年の長きにわたり、研究されていることから言っても科学的とも言えるはずです

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見た目を変えて運気を上げる。

相を観る

では、実際に、目の相を見ていきましょう。
人と話をしなければならないとき、よく、「人の目を見てはなしなさい」とい言われたり、目は口ほどに言うと言われたり、人の顔のパーツの中で、目はとても大切な部位といえます。ですので、今回は、人相の中に目の相について見ていきましょう。

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黒目の位置と状態

瞳は、口ほどにモノを言う、とか、心の窓というほどに、非常に多くの情報を与えてくれます。
人は一人として同じ人はいません。たとえ双子、三つ子と言われても、瞳は、その人の心持で変わっていいきます。
眼球の大きさは、人による違いは殆どありません。違いは、その人が毎日どのように過ごしているのか、毎日の蓄積が、顔に変化を与えています。
人を見て判断するとき、目が大きい、目が小さいと見るのにも、見る人が、どれだけの人を見てきたかにもよります。

故に、自分の生活する中で、自分を基準にすることも多くあります。人の顔は、自分のために存在していると言っても、他人がどのように見ているのかを気にします。
そういった点では、男性より女性のほうが非常に有利です。日々、自分の顔を眺めて、化粧を施します。
化粧は、自分の顔をよくできるアイテムです。 人から受ける印象を大変良くもできるし、悪くもできます。見た目が良いと言うのは、運気を呼び込むのにとても良い方法です。

鵝眼(ががん)

鵝眼(ががん)は目が大きく、二重ですっときれいな目です。
小さい子供は、見た目に目の大きいのは、眼球が大人とあまり変わらないからです。
大人になっても目が大きいのは、まぶたの開く範囲が大きいからともいえます。

大きな目の特徴は、信念の強さを表しています。また、広く物事を見るため、情報を集める能力に長けているといえます。自分が犠牲になったとしても、喜びが先にくるので、他人が思うより本人は苦労したとは思っていません。ギロッと見つめることでの威圧もあるため、心を優しく、ゆとりをもつことをこころがけてください。そうすれば、善良な心に人は集まってきます。

猴眼(こうがん)

猴眼(こうがん)は、目が小さいことで、白目が少なく、黒目が目立ちます。猴(ろう)は猿を表し、猿のようにクリクリしています。
常に意思が強く、粘り強い生き方をします。

小さな目の特徴は、顕微鏡、双眼鏡など、細く絞り込むと 小さなモノ、遠くにあるものを見通せます。目が小さいことは、物事を見通す力に長けていて、一点集中を得意とします。若い頃は、第一印象で苦労しますので、意識して明るく、振る舞うことを心がけていくと、結婚後、開花します。もともと洞察力があるので、その持てる力を蓄積できる生き方をしていきましょう。

魚眼(ぎょがん) 出目

眼球が少し前に出た状態ですので、ギョロッとした感じを受けます。いわゆる出目です。自分では、ぎょろぎょろしていなくても、人からは、落ち着きがなくたえず他人の目を気にしているように見られます。

魚眼の特徴は、観察眼があり、人が気づかないことに対して、何気なく気づく能力を持っています。人の長所、短所がわかる反面、恥ずかしがり屋、人が苦手といったことでコミュニケーションをとれない受け身の生活をすることも多いので、社会に出たとき、自分の力以外で強制的に、人と話す場所、人とコミュニケーションを取らなければならない場所に置かれることで、内向的な、受け身の状態がなくなると、観察眼が生きてきます。ただ、非常に病気や怪我にみまわれる事が多く、白目部分がにごりやすいので、よく魚の死んだ目ともいわれます。

三白眼(さんぱくがん)

目がたえず上向きに見える三白眼は、黒目以上に 白目が出やすく。上目づかいであるため、色ごと、艶事が絶えない美人眼ともいえます。

三白眼(さんぱくがん)の特徴は、見た目、色ごと艶事がよってくる分、強い眼差しを感じるように、目的のために動く芯の強さが有ります。精神力と激しい感情が内側にひしめいているので、愛情も激しいので、独占力が全面に出ると、見境がなくなるため、自制心が求められます。
眼差しが強い分、あたりが強くならないようにたえず心がけていきましょう。

蛇眼(じゃがん)

蛇眼は、黒目が小さく見えるので、獲物を狙う眼といえます。三白眼のように白目が多い場合もあり、まぶたも小さく、黒目が小さく見える人もいます。見た感じ瞳が小さいと感じるのが、蛇眼です。

蛇眼(じゃがん)の特徴は、白目に血管が浮き出て、赤みがかった眼でもあり、黒目が小さく見え、じっと獲物を狙う眼の雰囲気を持っています。心にいつも不満を宿し、幼い子供のように、自分を抑えられないため冷静さを無くし、取り返しのつかないことをします。周りのサポートとたえず愛情を注いでも、愛すること、愛されることを理解するのに時間がかかります。根気よく愛するなら、命がけで行ってください。無理ならさっさと蛇眼の人からは、逃げてください。

獅眼(しがん)

瞳が大きく見開いて、黒目が多いと感じるのが、獅眼(しがん)です。じっと見つめられるとメロメロです。黒目が多く見えるので、しっかりとした目線で愛されていると感じます。本人にその気がなくても、周りは愛された、自分に気があると錯覚(さっかく)するでしょう。

獅眼(しがん)の特徴は、物事を見つめ、進めることに長けており、そのリーダー性もカリスマ性となって、人が周りに集まります。真実と誤解が入り混じっていたとしても、方向性さえしっかり示せば、修正しながら進む力強さをもっています。自分の強さも弱さも理解した人が部下、家族にいれば最強です。性格的に、自分ひとりではお山の大将になりやすいですが、周りの力を得て何倍にもできるので、若い頃よりの周りに対しての配慮を意識して行いましょう。

桃花眼(とうかがん)

切れ長で、横目を使う。流し目といったほうがしっくりと来るでしょうか
切れ長で潤(うる)んだ瞳は、人を狂わせます。快楽を好み、性欲は旺盛といえます。芸ごとが好きで人に見られることに興奮します。故に芸能に進む人が多いです。

桃花眼(とうかがん)の特徴は、自分の魅力を知って、武器にしていることです。潤んだ瞳で、ゆっくりと見つめる瞳の奥に吸い込まれ、体の芯がしびれ、貪(むさぼ)り快楽を求めることを自分の性(サガ)と知っています。故に心の内面を育てることを意識していかなければ、自分で自分を管理できなくなります。男性でも、女性でも、桃花眼(とうかがん)の持ち主は、心を見つめる時間をとることが良いでしょう。

鴛鴦眼(えんおうがん)

左右差がある目の持ち主は、親しみやすさを持っていますが、大きな目の特徴と切れ長な目の特徴を持ち合わせているので、精神的には内面、外面両方に気が配れる人です。

鴛鴦(えんおう)とは

おしどりのことです。

鴛鴦眼(えんおうがん)の特徴は、経済に対しての勘が鋭い。それは、広い情報収集能力と、その集めて知識、技術、情報を自分の中で吟味(ぎんみ)して、出すことを得意とするからです。夫婦においても相手が今、何をしてほしいのかを見つけ出すことが得意なので、うまくいきますが、お金と余裕ができると、外に向かい不倫や恋愛トラブルになりかねません。

鸞眼(らんがん)

切れ長で細い目をしています。細い眼は、遠くのものを観るとき目を細める用に、近い将来や、目標を定め進む力を持っています。特に、心の内側を見つめる眼といえます。

鸞(らん)鳥とは

中国の伝説の霊鳥。鳳凰の一種。高貴な霊鳥

鸞眼(らんがん)の特徴は、鸞(らん)鳥の眼と表すように、鸞(らん)鳥は霊鳥で気品のある高貴な霊鳥です。この眼はこの霊鳥のごとく、未来を見通し、人を導く力を持っています。瞳は輝き、どこまでも澄んでいて、苦労をして正道をゆくので、高貴な位置につくほどに、人望も厚く。仏の眼ともいえます。

孔雀眼(くじゃくがん)

彫りが深いというのではなく、目がおくに窪(くぼ)んで見える人。窪んでいることで、瞳を大きく見開くので、目が強調された、視線の強い人物に見られます。眼力が強い、眼力があると言えるですょう。

孔雀眼(くじゃくがん)の特徴は、窪んでいる目であるので、一重もしくは奥二重となった目です。知的センスが秀でていて、自分を美しく見せる術(すべ)を知っています。情勢を見て判断する手腕に秀でているのは、物事を的確に見ることのできる知的センスといえます。

虎眼(こがん)

目尻が吊り上がりシャープな雰囲気を感じます。また、物事をじっと見つめるので、瞳孔が小さいといえます。また、個の力が強いため、単独行動になりやすいといえます。

虎眼(こがん)の特徴は、気真面目さとまごころです。与えられた物事をひたすら推し進める気力と体力があり、見た目の強さよりも内面は優しいといえます。与えられたプロジェクトに対して積極的に推し進め、難問、難関を突破しようとします。ただ群れを作るのが苦手なので、意識して仲間を作る。意識して、協力することが求められます。

熊猫眼(パンダ)

目尻が垂れ下がり、可愛らしい雰囲気を持っています。まず第一印象では好印象を与えることは間違いありません。幼い頃より可愛いを連発して育てられているので、人を疑う心がなく純粋に生きようとしています。

熊猫眼(パンダがん)の特徴は、非常に甘え上手であり、打算的でもあります。愛嬌もあり、人に好かれる環境を自然に作り出しています。温厚な心を持っているので周りから助けられることも多くあります。周りが何でもしてあげたくなるので、自分から、なにかアクションをかける、モーションを起こすといったこのに対しては、突然、ストップの思考が働きます。控えめといえば言葉がいいですが、発案したり行動を起こすことが得意ではありません。人付き合いが良好なら、ひたすら尽くす一面もあります。

離れ眼

両目の間隔が離れています。目との間隔が広い状態です。年上を敬い、年功序列に対しては敏感ですが、人に強勢することはありません。あくまでも自分ルールの中で行動します。

離れ眼の特徴は、隣人、近所、友人などでのいざこざ争い事を嫌います。仲良く仲良くといい人といったことを思われる人で有り続けます。のんびり屋さんでこんなきつい仕事と周りが思っていても本人は、こんなの当たり前と思っているので、「苦」に思わないところもあります。日々の生活にこうしたい、アーしたいというよりも、周囲から、こうしたら、ア~したらと言われれば、そうなの そうねと言って受け入れます。人の言葉に流されやすいので、問題が起こるとパニックになり、手先が震えるほどおどおどします。

猫眼(びょうがん)寄り目

両目がよっていて顔の中央にあつまっている雰囲気を持っています。俗にゆう寄り目です。目がくりくりしていて可愛く感じるその姿は猫を連想させます。可愛いと言ってくれる人は自分の味方、嫌味を言う人は敵と、自分をどう見ているのかで対応は大きく変わります。

猫眼(びょうがん)の特徴は、自分の趣味嗜好に異常なほど関心を持ちます。好き嫌いがはっきりしていて、好きなものは集めて楽しむコレクターとか、オタクの領域に至ります。周囲が、自分の趣味嗜好を批判するものなら、徹底的に噛みつきます。すべてが自分のためにあるというほどに、自分大好きです。

猫眼(びょうがん)の特徴は、感が鋭く、頭の回転が早いので、環境判断に長けています。故に、変わり身が早いと言われがちです、それは、未来に対する判断より今このとき何をするのかと言った目先に対する判断をしているからです。状況判断の速さから、人が手を付けないことを素早く先取りして最後を納める人もいます。しかし、飽きっぽい一面もあり、関心を無くすとなんの躊躇(ちゅうちょ)もありません。それは、男女の関係でも同じです。

牛眼(ぎゅうがん)

牛眼(ぎゅうがん)は、猴眼(こうがん)よりはっきりしていて目尻が少し上がっています。思案する時間が長く、揉め事を嫌います。全体的に丸みを帯びた可愛らしい目の印象を受けます。

牛眼(ぎゅうがん)の特徴は、物事に対する判断が二分されます。
働くことが好きな人はよく動き、思案して行動に移ったらひたすら働く働き牛のような人物がいる反面、同じ牛眼(ぎゅうがん)出会っても、横に寝そべって動かないまさに四脚を折り曲げて放牧された牛のように、動かない、人に言われることに苛立っても自分の意志が強く、俗に言う頑固者、岩のごとく動かない。のったり牛のような人物と二分された存在ですが、頭の中での思案、長考しています。

羊眼(ようがん)

羊眼(ようがん)眼、まぶた形が三角形に見えまぶたが重くのしかかったような形をしています。人に自分の思いを表すことができません。表面的付き合いしかできないところがあります。

羊眼(ようがん)の特徴は、世間を斜に構え、美味しい汁をすすることを願っているため、他人より自分、自分本位と言えるでしょう。人付き合いの仕方がわからないし、自分の思いが正しいと思うので、周りに起こることは、あいつが悪い、こいつが悪いと思い、自分が悪いとは思いません。寂しいのも、虚しいのも、世間が悪いと思っています。

涙堂眼(るいどうがん)

下まぶたが膨らみ黒目にかかる眼です。涙堂部分が膨らんでいるので、若い頃は魅力的に感じますが年齢とともに老けた感じを受けます。

涙堂とは
涙袋ともいいます。下まぶたの下の部分

涙堂眼(るいどうがん)の特徴は、眼の下に現れることは、膨らんだお腹、膨らんだ思いを表すので、恋愛感情や子宝を意味しています。下まぶた(涙堂)部分はセクシーに感じる部分であり、魅力を感じますが、あまりにも広く膨らむと、ただのフケ顔になる微妙な境界線でもあるので、何度も言いますが、魅力とフヌケの境目でもあります。赤みかかっていて若ければ、子供が欲しいと感情的に言う人もいます。

鳳眼(ほうがん)

一重で、スーと流れる目元はとても美しく整っています。目尻がつり上がっていて、アジア人の中でも寒い北に住む人に多くいます。肌のきめ細かさと相まって、美しさが際立ちます。

鳳鳥とは、鳳凰という対(つい)の霊鳥の雄(おす)鳥です。気品に満ちて美しい鳥と描かれ、切れ長の眼が特徴的

鳳眼(ほうがん)の特徴は、物事を順序建てて考えることができます。まとめることを得意とし、知的な面と、スピリチュアルな面を持ち合わせ、音楽性を保つ場合、作詞作曲に置いて人の心を打つ曲を奏でることもできるほどに、才能に恵まれています。

涙丸眼(るいがんがん)

目頭が丸くはっきりしているのが特徴です。涙をながすと、ぽろぽろと大粒の涙を流します。白目がはっきりしていて、黒目ともコントラストがくっきりしています。

涙丸眼(るいがんがん)の特徴は、愛情深く惚れやすい、男女の隔てなく、両刀使いなので、男も女も愛の対象になります。それは、瞳の黒目と白目のメリハリがはっきりしているので割り切っています。また、感受性が高く大粒の涙を見て、コロッとなる人が多いので、引く手あまたに好かれます。ただ、家庭環境の中でしっかりと貞操を守っていくなら良妻賢母、男性なら比翼連理(ひよくれんり)となります。

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