陰陽五行と顔
陰陽五行図は、この世の関係性を表す図として知られています。相生、相克 比和という関係性の中で物事を表しています。
私の顔も、五行。(木、火、土、金、水)のなかに含まれます。
輪郭もまた、宇宙の法則の中に含まれる秩序の中で形成され、内なる気(心)が表に出てきた存在としてみることができます。
風水においても、大地の気がでて山を形成しているとみるように、私の顔も、内なる心の性質が表に出てくると言えます。
輪郭を観る
木気の顔。
たまご型の輪郭の人は、美形な人が多く、見た目にも整った姿を現しているので、自分大好きな人が多く、他人に悪い気を与えないような気配りもそなえています。
組織の中にいれば、周りの人をつなげる潤滑剤となりえる人です。
木気のエネルギーは、広がりながら上昇して大樹や長方形の型となります。
大人の雰囲気を醸し出す面長の輪郭は成熟した知性、感情を持ち合わせていて、一呼吸おいて考えるので、安定した感情を会得しています。
保守的な面もあり、飛躍した発想や、奇抜なアイデアといったことはできませんが、その分周囲に意識を配る慎重さを持ち得ています。
木気のエネルギーは、広がりながら上昇して大樹や長方形の型となります。
木気はゆるやかに広がり大きく伸びる気です。周囲に人が集まり、涼しむ木になるか、低く伸びる陰の木になるかは、心の置き方によります。卵型、面長の輪郭は、こういった木気の性質も持ち合わせています。
火気の顔
損得勘定が優先し、知的な存在です。物事を計画的に進めることを得意として、顔がシャープになればなるほど、自分の世界をつくり、他人との交流を嫌がるため、グループ活動はあまり乗る気がありません。
ダイエットでほほがこけてシャープになると、冷酷さが前面に出てヒステリックになるので、周りの人々はどう接していいのか困惑します。
火気のエネルギーは、上昇し燃え上がる炎やろうそくの型になります。
火気は大いに燃える太陽の炎、情熱を持ち、激しい恋愛をします。また、ろうそくのように、ゆるやかな炎のように癒しの場をあたえます。逆三角方は、こういった火気の性質も持ち合わせています。
土気の顔
自分を主張し、はた目には自己中として映ります。自分としては、思っていることをストレートに話しているのですが、他人はそのように受け止めません。
ただ、信頼関係を持てば、非常に頼れる存在となります。インスピレーションが優れていて、積極的行動派と言えます。
土気のエネルギーは、循環し安定した正方形の型になります。
ぽっちゃりとしてエラが張っているというより、下あご肉がついて、二重あごであったりすることでベースのようになっている型です。ゆったりとしていて、おおらかで大食漢です。素早く動くことが得意ではありません。どっしりと構えていて、頑固なところもあり、気に入らないとぶちぎれる一面もあり、少々難ありです。
土気のエネルギーは、循環し安定した正方形の型になります。
土気は、ぐるぐると螺旋に回る力を持ち大きく回れば周りを巻き込み、小さく回れば繊細な雰囲気をかもし出します。エラ張型や四角型は、こういった土気の性質を持ち合わせています。
金気の顔
丸い輪郭は、人に安らぎを与える、少し幼児性を持っています。ポジティブでいて、行動力があり、目標のために動くことは、何の苦労と思わず動きます。明朗快活でいて、人も集まるので、経済的苦労は少ないでしょう。
可愛がられる術を身につけているので、特に目上に可愛がられます。その反面同性には、疎まれがちですが、ポジティブな精神で乗り切ります。
金気のエネルギーは、内側に集約する丸型となります。
金気は、内側に集まる気質を持ち、固く強い合金のように頑丈であったり、アルミやすずのように柔らかくなんにでも変化する二面性を持っています。丸型の輪郭は、こういった金気の性質を持ち合わせています。
水気の顔
ほほが少し上がった感じで、ひし形の顔つきの人は、外向きは社交的で、人々に良く思われますが、家に帰り身内に対しては強く当たります。ストレスの発散の仕方がわからず、混沌とした思いをいつも抱えています。
神経質、潔癖症といった面に特化した人物であるため、特殊な職種や芸術を愛するので、自分の内を吐き出す事柄を見つけるべきです。 芸術性を見出し、音楽、美術といった方面に進むのもいいのですが、何でも話せる異性、同性を捕まえて起きましょう。
水気のエネルギーは、緩やかに流れ落ちる波型となります。
水気は下に落ちる気を持ち、大川のように激しく流れる川であったり、しとしとと降る春雨の様に、安らぎを与えたり、激しさと静けさが混在しています、ひし形の輪郭は、こういった水気の性質を持ち合わせています。